N.’Miyabi’【ミヤビ】

_A3C5982N.’Miyabi’【ミヤビ】についての問い合わせが多かった為にページを作成しました。

当初、小さなスイレンを交配目標に育種を行っていた際に偶然にでてきたのがN.’Miyabi’でした。
交配目標からはずれ中型サイズになりましたが、色の濃いコロンとしたカップ咲きの花と銅葉個体で、他とは全く違う雰囲気をもったこのスイレンに一目で心を奪わました。【写真左】初代N.’Miyabi’
このミヤビができたことで、ミロク・ラボの育種目標に新たなコンセプトのライン(幅広の弁を持った丸弁・花色の濃いカップ咲き傾向の強いもの)が加わりその後様々なハイブリットが生まれました。

ただし、この初代N.’Miyabi’は残念なことに増殖が非常に困難であった為に、バッククロスをおこない、深い色合いの青いカップ咲きを選抜したのがN.’Miyabi 2nd ed.’です。IMG_5505ts
こちらも中型サイズの品種で、幅広弁で一枚一枚の花弁が皿状になったことで、開花初日に見せる花は、よりこんもりとしたカップ咲きとなりました。
【写真右】N.’Miyabi 2nd ed.’
尚N.’Miyabi 2nd ed.’は、ある程度大きく育てないと、その特徴が出にくい為に、現在展示施設のみでリリースしております。

また、N.’Miyabi’から、やや小型のラインを狙ったのが、N.’Vidoro’【ビードロ】・N.’Giyaman’【ギヤマン】
色違いで強カップ咲きのN.’Sha-bon’ 【シャボン】となりますが、またの機会に紹介したいと思います。