これらは、野外管理で耐寒テストを行なっている熱帯性スイレンたち
交配のベースになった野生種の系統によって耐寒性は、大きく違うようで、
成長点が、すでになくなってしまっているものは、掛け合わせが進んで、野生種の性質が薄くなっているもの、まだ葉を残しているものは、テルマルムという野生種を使用した系統のものである。
軒下や木の下の霜のあたらない環境だったり、日中は太陽が当たる環境であったりと、ちょっとした違いによっても、結果は大きく変わるだろう。
この様に、選別から落としたものを使って、屋外管理を行いより、耐寒性の強いものを作りたいと試行錯誤しているが、仮に、冬も屋外越冬する熱帯種ができたとしても、やはり冬は屋内への取り込みをオススメすると思う。