ミロク ・ラボの育種コンセプトからは外れるが、実際には試験的な交配も行っており、その中でも特徴的なのが、この亜属間交配の熱帯種
オーストリアのアネクフィア亜属の大型スイレンに、ミロク・ラボならではのミニスイレン ブラキケラス亜属を掛け合わしたものである。
花色は、ブラキケラス特有の濃青、雄蕊がほんのり色づく。葉は、オーストリアスイレンでは見られない銅葉に模様が入る。
また、水深5センチ、6センチ植え込みポットからでも、水温さえ確保できれば、開花するようだ。
三号ポットに植え込み、水深を持たせた状態が、上の写真。異常な数の花を咲かせている
ただし、良いことばかりでなく、こちらは交配親の性質由来だと思われるが、ある程度温度がないと生長がかなり緩慢なので、残念ながら一般の露地栽培には向かないであろう。