N.’Kamuro’【カムロ】

2015年にできたドワーフ・タイプの熱帯性スイレン。
交配親は、N.’Akane’【アカネ】
雄しべが弁化した八重咲き品種で、自分が知る限り最も濃い花色を持ち、その紫色の花は光沢感を帯びている。また非常に小さな個体で、5センチポットからでも花を持ち上げてくる。

初日の花(3号ポット植え)
二日目の花(3号ポット植え)

深いバーガンディー色の葉は、やや肉厚があり、こちらも特徴的である。

咲き始めた当初から、非常に特徴を兼ね備えた個体だった為、すぐに名をつけて増殖をはじめたが、残念なことに生育において、かなり気難しい性質があった為リリースを諦め、現在は育種の為の親株として管理している。